おはようございます。
先日、NHKの「うわさの保護者会」で、
タイトルは違うかもしれませんが、
「子どもの将来の夢」について話していました。
将来の夢は?
「プロ野球選手」
「お花屋さん」
「ケーキ屋さん」などなど、
小学生頃までは良く聞きますよね。
しかし、成長すると共にだんだん現実が見えてくる。
中学校時代、
「建築士になりたい」と思った。
高校時代、
「建築士になりたい」という思いはあるものの、
なんでと聞かれると、自信をもって答えることが出来ない。
本当にそれでいいのか、進路を決める段階にきて悩む。
結局、学費の関係で進学を諦めた。
就職を目指し、就職試験も受けたが不合格。
結局、自分が何をしたいのかわからず、焦りが募る。
そんな時、学校に先生に
「こんなのあるけどどう?」と声を掛けてもらった。
医療職の専門学校だった。
しかも学費まで貸してもらえる。
親に迷惑をかけずに学校に行ける。
思いもしなかった職業、けど、人の役に立てる仕事。
気持ちが決まるまで、そうはかからなかったと記憶している。
専門学校に入学。
学費はすべて奨学金でまかなった。
生活費もアルバイトでまかなった。
米や野菜は仕送りしてもらった。
親元を離れ、初めての一人暮らし。
今まで、どれだけ親に甘えてきたのかを思い知った。
食事、洗濯、掃除、業者とのやりとりなど。
「感謝」
これに尽きます。
あっ、自分のことを振り返ってしまった(笑)
そう、
子どもの将来の夢だ(笑)
番組中、ある子どもが、
「自分を知る機会を与えてくれたことに感謝している」
そう話していたのが印象的だった。
てか、そう思えることが素敵だ。
それを聞いて、我が家の年長児を思った。
苦手なことや出来ないことがあると「できない」と頑なに拒否。
それが、
保育発表会で「できた!」という成功体験を積んだ。
それから(だと思っているんだけど)、
「あの時、一生懸命頑張ったからできたんだよね。だから、やればできる」と話してあげると、表情が明るくなり「やってみる」ということが多くなった。
その日の気分だったり、うまく行くことばかりではないけど(笑)
保育発表会を通し、
「自分だってやればできるんだ」
そう思える、自分を知ったことが、子どもの成長につながっている。
逆に「できないこと」だってある。
だけど、それはそれでいい。
それも自分を知るということだから。
子どもには、
「自分は何ができて、何ができないのか→自分を知る」
大人は、
「子どもが自分を知ることができるようサポートする」
「できた」「できない」に一喜一憂するこはない。
「また一つ、自分を知ることができたね」
そんな風に子どもを見守りながらサポートして行けたらなと思う。
いろいろと考えさせられる番組でした。
P.S
ここまで書いて思ったことが一つ。
「やればできる」というフレーズ。
「やればできるって言ったじゃん!」ってことも想定すれば(笑)、
「やればできることもある」の方がいいのかな。
まっ、そこまで考えて話をしていたらきりがないか(笑)
本日も素敵な一日になりますように(^^)
最後に
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作成日:2020年12月09日
更新日:年月日