おはようございます。
本日は「医療費」についてレポートします。
2月4日の「クローズアップ現代+」を観て考えさせられました。
2月4日クローズアップ現代+ どうする?健康とお金 私たちの医療費は
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https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4380/index.html
目次
医療費の現状
1人あたりの医療費は年々増加している。
各健康保険組合の保険料も同じく増加している。
(思ったこと)
わたしの住んでいる市町村では、こどもの医療費は無料になっています。なので、あまり急を要さないかもしれないのに受診をしたり・・・。受診しても無料だしという気楽な感じで受診することもあったかもしれません。わたし自身の医療費に関して言えば、生活習慣病での医療費の発生はないですし、風邪を引いた時などの受診なので不要不急な受診をしていないかなとは思っています。
処方薬の見直しで医療費を削減 広島市の取り組み
医療費は平均すると1人あたり年間33.9万円、高齢になるほど増加、85歳以上では年間100万円を超える。(厚生労働省 2016年データ)
昨年末、政府は「75歳以上の窓口負担について一定の所得以上の人は1割から2割へ負担増加」と発表しました。
広島市では
65歳以上の市民、37万人の医療データをもとに、薬の処方に関するデータベースを構築。9種類以上の薬剤処方ある市民へ、処方されているすべての薬を記載し、毎月5000人に郵送している。(取り組みの背景として、運営する国民健康保険の赤字額があ5億円にのぼりさらに膨らんでいく恐れがあるからのようです)
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薬剤師に相談
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薬剤師は、重複・飲み合わせ悪い薬をチェック。当てはまれば、病院へ処方の変更を依頼。
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昨年度、7000人に重複みつかり75%あまりのひとの処方をみなおせた。
(思ったこと)
高齢になればなるほど、体に不具合が出てくるので病院を受診し必要な医療を受けるのは当然だと思います。ただ、大量に薬を飲んでいたり、なぜ飲んでいるのかわからないといった場合も多いと思います。
広島市の取り組みを耳にして、よい取り組みだなと思いました。
高齢になると、なかなか薬の自己管理ができなかったり、家族が遠方で支援が不十分だったりすることもあると思います。
そういったところを管理してもらえる市民とそれによって医療費削減につなげることができる行政側。双方にとってメリットがありますね。
子育て世代を対象とした医療費の有料化 兵庫県三田市
病院の窓口負担を市が負担する無料制度開始以降、受診率が増加。市の負担額は年間5600万円増加し想定を超える。
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さまざまな支出削減をしたが、子育て世代にも痛みを伴う改革が必要だと判断。
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小中学生を有料化した。窓口支払いを月2回まで1回400円とし、3回目以降は無料とした。健康医療ダイヤルを24H稼働し医師や看護師に相談できる環境を作った。
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無料化中止してから1年半、医療費を8600万円削減できた。
(思ったこと)
全国的に起きている事象ではなかと思います。とりあえず受診・・・。わたしには身に覚えがあります・・・。
無料にしますとうたって子育て世代を呼び込もうとしたのは市なので責任はあると思いますが。数百円とかの負担であれば問題ないのではないかなと思いますね。
「ただほど怖いものはない」とよく言われますが、まさにその通りですね。どこかにしわ寄せが行って、抱えきれなくなる。不要不急の受診は出来るだけ避けるように気を付けたいと思います。
生活習慣病を予防して医療費抑制へ
診療費の34.6%が生活習慣病に使われている。
医療費の増加に伴い、健康保険組合は、保険料を引き上げないと運営が難しい。全国平均で昨年は1人あたり約50万円。この10年で11万円以上増加。
ある大手企業では、160万人分の医療データを記録したシステムが、健診結果、性別、年齢から予測された翌年の医療費を社員一人ひとりにアプリで提示。健康行動の変容に繋がっている。
(思ったこと)
生活習慣病にここまで診療費が回っていることに驚いた。翌年の予測医療費を見える化する。見える化すると行動変容につながる。健康に限ったことではないなと思いました。
「健康の良い行動をするとポイントがたまり、電動歯ブラシなどの健康グッズが健康組合からもらえる」というのを聞いて、健康行動をすることで医療費の削減になれば、健康グッズのプレゼントの方が安上がりなのかなと思いました。とてもいい取組だなと思うので、わたしの会社でもやってほしいですね。
まとめ
国民皆保険制度を継続していくには、どの世代にも痛み分けは必要なのかなと思います。それと、ただほど怖いものはないですね。私たち一人ひとりが、医療費や健康管理についてよく考え行動することが大切だと思います。
【2/6のニュース】
新型コロナウイルスの感染者数は28018人、死者563人 3600人/日ほどの感染者数増加です。横浜港沖に停泊しているクルーズ船からも新たに10名の感染確認され20名となる。
つみたてNISAのレポートです。プラスで運用できています。