おはようございます。
11 月も中旬となり朝晩の冷え込みがきついですね。霜注意報なんかも出たりして。家庭菜園のイチゴやタマネギさんの成育に影響がないか心配。
しかし、おばあちゃん曰く、「寒さに耐えてこそいい野菜が育つ。甘やかしちゃだめなのよ」と有り難いお言葉。うーん、なるほど。人にも通ずるところがあるなと思った次第です。
日も短くなり、暗くなるのが早くなりました。遠くの山を見渡せば、きれいだった紅葉も終わりです。落ち葉があちらこちらに敷き詰められています。これらが栄養になるんだなぁとしみじみ。
「あー、山登りしたい」と思いながらも今シーズンは登山せず。また来年ということになりますね。
それでは、
「これぞプロフェッショナル!職人との出会いに感謝して感激した日」についてレポートします。
ガーミンの腕時計
ランニングのモチベーションを上げるため、数年前に約2万円で購入。それまでは、スマホのアプリを使っていましたが、速度や距離を走っている最中に確認するのがストレスでした。
いろいろネット検索をし、検討した結果!
「ガーミンの腕時計が欲しい!!!」となり購入。
使ってみて思ったこと。
「モチベーション上がる↑↑↑」
距離、スピード、タイム、心拍など確認しながら走ることができます。さらに、スマホやパソコンにアプリをダウンロードして連動させれば、さらに詳細なデータを確認することができるんです。高低差や歩幅までわかるのにはびっくりでした。
ベルトの破損
使い始めて2年近く経った先月、とうとうベルト部分が切れました。
ショックでしたが、替えのベルトを購入できると知り、ひと安心。
さっそく、「ガーミン ベルト」でアマゾンや楽天で検索しました。
純正品だと4000~5000円と高い。一方、互換品だと2000円しない。
ということで、互換品を楽天で注文。
さらなる悲劇
数日後、楽天から商品が到着。
・付属品↓
ベルト1組、ねじ2本、専用ドライバー2本
・交換手順
片方をドライバーで固定し、もう片方をドライバーで回しねじを外す。
「よし、これで時計がはめられる!」テンションが上がります。
張り切ってベルト交換を開始しました。
時計の下部分のねじは何とか外すことに成功。
しかし、上部分のねじが外れない。
空回り、空回り、空回り・・・。
やばい、ねじが外れない。
おまけにねじ山がバカになってきた。
何度も何度も何度も繰り返した結果、、、
ねじをなめるという結果に・・・ガーン(ToT)
いろいろ試しました。
ゴムをかませて回してみたり。
ドライバーをはめて瞬間接着剤を流し回してみたり。
ペンチでねじ部分を切断しようとしたり。
どれもうまく行かず、むしろ悪化(・・;)
専門家に依頼
自分では手に得なくなったので、「時計も扱っているジュエリーのお店」へ。
時計専門スタッフが対応。
ルーペでねじ部分を観察し、
「これはねじがダメになっていますね」
「のこぎりでねじ部分を切断できるかもわからない」
「すみませんがお力になれません」
とあっさり断られてしまいました。
あー、無理なのか・・・。
職人との出会い
諦めきれないので、昭和の匂いがプンプンする「町の時計屋さん」といった感じのお店へ行ってみることに。
店舗兼自宅の店構え。
やはり、昭和の匂いがぷんぷんする。
店内に入ると、至る所に壁掛け時計が。
「チクタク、チクタク」と時を刻んでいる。
あー、なんだか居心地がいい。
店の奥から店主が出てきた。
見るからに「時計職人」という雰囲気。
「道端であったらただのおじさんって思うんだろうな。」
と思いながら、時計を渡し経緯を説明。
すると作業場の椅子に腰をかけた。
ルーペを目につけるとじっくり見始めた。
時計を修理する作業場、とても年季が入っている。
「やばい、職人だ。プロフェショナルに出てきそう」
心の中で思う。
無数の時計の音が店内に響き渡る。
時計に囲まれて、時を刻む音を聞いて仕事をしている店主。
なんだか心地よい温かい何とも言えない空間。
固唾を飲んで見守る事、数十分。
「よし、何とかなった。ふぅー、久しぶりにこんな仕事したな」と店主。
結局は、ネジは回らなかった。
時計のネジ部分を切断し、接着剤の跡をきれいする。
それから、新しいベルトとネジをつけて修理完了。
「あっ、ダメだなって思ったら早い段階で諦めて持ってきたほうがいいよ」と言われた。
時計を使える状態にしてもらえた。本当に感謝しかない。
それと、この空間にいれた事が嬉しかった。
今まで以上に愛着が湧く。
物を直して大事に使う。大切なことですね。
高くてもいい物を買って、直しながら長く使う。
その度に愛着が増していく。
とても素敵だなぁと思いました。
この度の出会いに感謝します。
P.S.
最近、バンドを固定する部分が切れました・・・。
トホホ
作成日:
更新日:2022年12月22日